取材で出雲に行ったので、長い間訪ねたかった出雲大社に行く。
写真をみるとうっそうとした山の中に建つようにみえるが、実際は日本海に向かって建っていた。出雲大社の正面には日本海。その先には朝鮮半島。まさに、ここは大陸に向けて開かれた玄関。かつてここに朝鮮半島から、多くの船が通ってきたのではないか。そんな空想を喚起する。実際、出雲大社のそばの海岸には、ハングル文字が書かれた漂流物がたくさん流れ着くという。
瀬島龍三が死んだ。95歳だった。
大本営参謀本部にいた彼の作戦で、多くの日本人とアジア人が死んだ。彼は1995年に「太平洋戦争は自存・自衛の戦いだったと信じている」と語っている。まさに、太平洋戦争の責任者の一人が全く責任を取らずに、何も語らずに、死んだ。合掌。
1 件のコメント:
不思議なことは、あまり宗教的でない私でさえ、出雲大社は空気が澄んでいて、また地元の人たちの人が良いと感じたことです。伊勢神宮でも同じ印象を強く持ちました。
コメントを投稿