2009年4月5日日曜日

薬は不思議 


      ▲早朝から花見の準備

薬は不思議だ。
かなり強い抗不整脈薬を2種類服用していたが、ここ数ヶ月間、頻脈発作(150回/分)が続いていた。服用していた抗不整脈薬には、間質性肺炎を起こすという副作用がある。先月末、呼吸状態が少し気になったので、間質性肺炎を疑って胸部CT検査をしてもらった。

結果は、肺の辺縁にモヤモヤがみえるが、間質性肺炎ではないだろう、という診断だった。しかし、呼吸状態に違和感があったので、「頻脈発作が止まらないなら、しばらく抗不整脈の服用を止めて、呼吸の状態をみよう」と自分勝手に考え、主治医には内緒で服薬を中止した。

それから3日後、ちょうど薬の効果が完全に消える頃、突然、頻脈発作は止まった。それから、約1週間経つが、不整脈も無く、心拍数は安定している。
もちろん、抗不整脈は服用していない。

2 件のコメント:

jingil さんのコメント...

薬の効果が効能の逆に作用することがあるんですね。一般人では止める知識がないですから、ちょっと怖い話です。「抗うつ薬」も服用が難しいとよく聞きます。
とりあえず、薬なしで状態が改善されたのであれば安心ですね。

MARCH さんのコメント...

多くの抗不整脈薬は、催不整脈作用をもっているのです。
ギリギリのところで、作用しているので、個体差が大きいのです。まだ、極めて不安定な薬剤なのです。
今日、主治医に、抗不整脈薬を止めたら、不整脈が止まった、と報告したら、絶句していました。そして「確かにそういうこともある」と言っていました。