2008年11月6日木曜日

最もつらい検査

昨日は、今回の入院期間中で最もつらい検査「経食道心臓超音波検査」を行った。
この検査は、胃カメラより一回り太い「超音波プローブ」を口から食道に入れ、食道内から心臓の裏側に向けて超音波を照射し、心房側から心臓を観察するもので、心臓が食道と接していることを利用した検査法である。

この「超音波プローブ」を飲み込む時、胃カメラを飲み込む時と同じような「オェー」という嘔吐反射が起こる。
これまでに2回行っているが、何回行っても慣れることはない。今回も、嘔吐反射を繰り返して、なかなか飲み込めず、涙がボロボロとこぼれた。その辛さは、胃カメラとは比較にならない。

この検査の目的は、心房内の血栓の有無や血流の状態を調べることである。もし、心房内に血栓があったり、血流が滞留していると、カテーテルアブレーションを行っている時に、血栓が脳に飛んで脳梗塞を起こす可能性がある。実際、昨日の夕方に主治医と話した時も、カテーテルアブレーションの副作用として、主治医が最も危惧していたのは脳梗塞であった。

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