入院中は、普段考えないことを考えるようになる。特に、自分の人生について考える時間が増える。過去の人生ではなく、これからの人生だ。
これからの人生と言っても、残された時間はあまりない。たとえ健康でも、自立した生活ができるのは、あと15〜20年である。
生まれてから二十歳になるまでの20年間はゆっくりと時間が流れていたが、これからの20年間はあっという間であろう。
その間をどう生きるか。考えても答えの出ることではないが、「さまざま」考える。
考えている最中に、ふと気がついた。思いを巡らす「さまざま」なことは、いずれも、何らかの意味がある。どうして、人は自分の人生に意味を求めるのか。
そういえば、かつて「私は何のために生きているのか」考えたことがある。生きている意味がみつからずに悩んだこともある。
人生に、生きる意味が、なぜ必要なのだろうか。
そんな時に思い出したのが、河島英五の「生きてりゃいいさ」だった。
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