2008年11月15日土曜日

副作用もなく、無事に終了



12日に心臓電気生理学的検査とアブレーションを行った。

朝の9時に麻酔をかけ、病室に戻ったのは20時。約11時間、麻酔で眠っていたことになるが、感覚としては15分ぐらいしか経っていないような感じだった。

この間のほとんどの時間が、不整脈の原因部位の特定(心臓電気生理学的検査)に費やされたが、当初の予想どおり、私の不整脈は非定形型だったようで、最後まで原因部位を特定できなかったようだ。しかし疑わしい箇所は何カ所かあったらしく、その部位を焼灼した。

しかし、頻脈発作を誘発しての処置のため、時間の経過と共に血圧が下がり、痰が多くなって血中の酸素量が減ったため、途中で中止したという。

この状態で、抗不整脈薬は使わずに、しばらく様子を見ることになった。
治療前の予想通り、原因部位を確実に焼灼する事はできなかったが、心臓電気生理学的検査で、自分の心臓の状態非常によく分かったし、次回のアブレーションに期待がつながった。
次回のアブレーションは、焼灼個所が安定する来年、ちょうど梅雨時に行いたいと考えている。
全く副作用もなく終了したことで、一安心である。

▲上の写真
当日、私の心臓には両鼠径部と首の計3カ所からカテーテルが挿入された。2次元のレントゲン写真を頼りに、心房という3次元空間をイメージしながら、このカテーテルを自在に動かして治療する技術は、改めて考えると、すごい技術を要するものである。


     ▼昨日の昼ご飯は、栗ご飯。

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