2008年11月24日月曜日

金嬉老を覚えていますか



いま、金嬉老を覚えている人は、どれだけいるだろうか。
1968年2月20日、当時39歳だった在日朝鮮人二世の金嬉老(本名:権禧老)は、寸又峡温泉の旅館に宿泊中の13名を人質として篭城。警察官の在日朝鮮人に対する差別に対して謝罪を要求した。本田靖春著『私戦』の主人公である。

この金嬉老に関するドキュメント番組が、今夜の「報道発ドキュメンタリ宣言」(テレビ朝日)で放映される。

1 件のコメント:

jingil さんのコメント...

この番組を見ました。事件当時私は中学1年生でした。まだ子供だったのでこの事件について深く考えることはできませんでした。ただ、番組が最後に結論づけたように、マスコミが「民族差別問題」を何も取り上げていなかったのは記憶しています。だからこそ、中学生が事件について深く考えられなかったとも思います。